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マルクリーンピュアについて

次亜塩素ナトリウム単一製剤で安全にも配慮した除菌・消臭剤です。

有効性に関する各種試験結果

各種ウイルス不活化効果
マルクリーンピュア200ppm新型コロナウイルス不活化試験
(試験期間:2021年11月)
一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
-  試験目的
マルクリーンピュア200ppmの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する有効性を確認する。
-  試験概要
検体に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のウイルス浮遊液を添加、混合し、作用液とした。試験ウイルス:Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2(SARS-CoV-2)NIID分離株;JPN/TY/WK-521(国立感染症研究所より分与)
作用温度25°Cで、30秒及び60秒後に作用液のウイルス感染価をプラーク測定法で測定した。
-  予備試験
試験液:薬剤不活化剤=1:1で混和した後、2%FBS含DMEMで10倍希釈することにより、検体の影響を受けずにウイルス感染価測定ができることを確認した。
FBS:Fetal Bovine Serum ウシ胎児血清
DMEM:Dulbecco’s modified Eagle’s medium(low-glucose) 細胞培養液
-  作用液のウイルス感染価 測定結果
マルクリーンピュア200ppmにおける試験液1ml当たりのウイルス感染価の常用対数値は、2.30以下(検出限界以下)となり、対照となるPBSとの常用対数値差は4.50以上であった。
試験ウイルス:SARS-CoV-2NIID分離株;JPN/TY/WK-521(国立感染症研究所より分与)
試験ウイルス懸濁液濃度:1.2×106PFU/mL
マルクリーンピュア200ppmノロウイルスおよびインフルエンザウイルス不活化試験
(試験期間:2014年5月)
一般財団法人 日本食品分析センター
-  試験目的
マルクリーンピュア200ppmのノロウイルスおよびインフルエンザウイルスに対する有効性を確認する。
-  試験概要
検体にノロウイルスの代替ウイルスとして広く使用されているネコカリシウイルス又はインフルエンザウイルスのウイルス浮遊液を添加、混合し、作用液とした。

ネコカリシウイルス:Feline calicivirus F-9 ATCC VR-782
インフルエンザウイルス:Influenza A virus(H1N1) A/PR/8/34 ATCC VR-1469

室温で作用させ、15秒後及び60秒後に作用液のウイルス感染価を測定した。 また、あらかじめ予備試験を行い、ウイルス感染価の測定方法について検討した。
-  予備試験
細胞維持培地で作用液を10倍(インフルエンザウイルスは100倍)に希釈することにより検体の影響を受けずにウイルス感染価が測定できることを確認した。
-  作用液のウイルス感染価 測定結果
TCID50:median tissue culture infectious dose, 50%組織培養感染量
開始時:作用開始直後の対象のTCID50を測定し、開始時とした。
対照:精製水
ウイルス浮遊液:精製水で10倍に希釈したもの
作用濃度:室温
<1.5及び<2.5:検出せず
―:実施せず
*1:作用液1mL当たりのTCID50の対数値
*2:ノロウイルスの代替ウイルス
アレルゲン不活化効果
マルクリーンピュア50ppmアレルゲン不活化効果
(試験期間:2019年8月2日-7日)
ITEA(株)東京環境アレルギー研究所
-  試験目的
マルクリーンピュア50ppmとアレルゲン溶液を混合し、室温で転倒混和した。
所定時間後、混合液を回収しアレルゲン濃度をELISA法で測定した。対象は検体の代わりに精製水を加えること以外は同様に処理した。
-  試験概要
反応対象:スギ花粉抽出物(#10103、ITEA)150ng
測定対象:スギ花粉アレルゲン(Cry j 1)
反応時間:30分
アレルゲン測定法:酵素免疫測定法(サンドイッチELISA法)
反応後のアレルゲン溶液をELISA測定用希釈液で適切な倍率*に希釈したものを測定サンプルとし、ITEAスギ花粉アレルゲン(Cry j 1)ELISAキットを用いて測定した。
*検体由来成分がELISA測定系に干渉しない希釈倍率
-  評価方法
マルクリーンピュアと反応後のアレルゲン量を比較することにより、アレルゲン低減率を算出した。
アレルゲン低減率(%)=(Y-X)/Y×100
X:マルクリーンピュアと反応後のアレルゲン量平均値(ng)  Y:対象のアレルゲン量平均値(ng)
-  試験結果 アレルゲン初期量実測値:147.58ng
試験室内温度実測値:27.2±0.1℃
*検出限界:0.78ng
アレルゲン量が検出限界未満であった場合は、検出限界値とみなして平均値、標準偏差、アレルゲン低減率を算出した。
浮遊ウイルス不活化効果
マルクリーンピュア50ppm噴霧による浮遊ウイルス除去効果
(試験期間:2014年7月)
一般財団法人 予防環境協会
-  試験目的
マルクリーンピュア50ppmの空間噴霧による浮遊ウイルスの除去効果を確認する。
-  試験概要
大型クリーンチャンバー(以下、試験室)内にウイルス液(バクテリオファージ、以下ファージと略)を噴霧飛散させた後、検体を噴霧し、その除去効果を試験した。
すなわち、ファージ液を噴霧飛散させた後、検体を超音波霧化器で同空間に噴霧した。
室内の空気をエアスキャンで経時的に採取・培養し、ファージ感染価の変化を測定することで、検体の浮遊ファージに対する除去効果を試験した。
-  浮遊ウイルスの除去効果
-  回収浮遊ウイルスの減衰率
タバコ臭気に対する除去効果
マルクリーンピュア50ppm噴霧によるタバコ臭気除去効果
(試験期間:2014年7月)
(株) 環境管理センター
-  試験目的
マルクリーンピュア50ppmのタバコ臭気に対する除去効果を確認する。
-  試験概要
既知濃度のタバコ臭気ガスを封入した密閉空間でマルクリーンピュア50ppmを充填した噴霧装置を稼働しながら経時的に密閉空間内のタバコ臭気の濃度を測定した。
同時にコントロールとして、同様の条件で噴霧しない場合の濃度の測定も行った。
これらの測定結果より、マルクリーンピュア50ppmのタバコ臭気に対する除去効果を確認した。
-  試験方法
① 1m³(0.9m×0.9m×1.2m)チャンバー内にタバコ臭気を一定濃度に調製した。
② この1m³チャンバー内で噴霧装置を所定時間稼働しマルクリーンピュア50ppmを噴霧した。
  同時に撹拌用ファンを稼働しチャンバー内を撹拌した。
③ 1m³チャンバー内のタバコ臭気の濃度または臭気強度を一定の測定頻度で経時的に測定した。
④ マルクリーンピュア50ppm噴霧装置を設置しないものについても同様の操作を行った。
-  1m³チャンバー内の「タバコのにおい」の集計結果
-  結果
今回の試験条件において、タバコ臭(副流煙)の「タバコのにおい」の経時的な変化は、 マルクリーンピュア50ppm噴霧で、5分後、1時間後とも、タバコ臭の臭気強度の低減が認められた。

安全性に関する各種試験結果

吸入に対する安全性 
マルクリーンピュア200ppmのマウスにおける急性吸入毒性試験
(試験期間:2020年7月28日~8月20日)
(株)薬物安全性試験センター・吉見研究所
-  試験目的
マルクリーンピュア200ppmの急性吸入毒性についてマウスを用いて検討し、安全性を評価した。
(ハンドスプレー使用時における安全性を評価する目的で実施)
-  暴露方法
投与は、全身暴露とした。実験槽の容積は、約0.5m³(H120×D60×W70cm)を用い、中央後面に20×30cmリント布を吊り下げた。

実験槽のほぼ中央に専用金網ケージを設置し、マウスを雌雄別に収容した。
また、3~4L/分の条件で酸素を吹送した。

噴霧は、スプレーを1回につき20プッシュ(0.75mL/1プッシュ)を10分おきに12回行った。
理論上の総噴霧量は、180mL(0.75mL×20プッシュ×12回)であるが、噴霧前と噴霧終了後のスプレー総重量を測定した結果、335.0g※であったことを確認した。
※マルクリーンピュアの水に対する比重を1として概算すると、実噴霧量は、予定量の186%であった。
-  考察

<参考文献> 1)山下 衛、田中淳介:防水スプレーについて 中毒研究、8:225~233,1995

マルクリーンピュアの急性吸入毒性について検討した。
試験動物としてICR系マウス、雌雄各5匹の合計10匹を試験に供した。
試験方法は全身暴露とし、山下らの方法1)を参考に、0.5m³の実験槽を用いて行った。被験物質の原液(200ppm)を投与試料とした。
噴霧は、委託者より提供されたスプレーを1回につき20プッシュ(0.75ml/1プッシュ)を10分おきに12回行った。
暴露開始から暴露14日後まで一般状態の観察を行い、その間に体重ならびに摂餌量を測定した。

その結果、死亡例はみられず、一般状態においても異常はみられなかった。
体重は、雌雄ともに暴露1日後に減少を示した個体もみられたが、暴露2または3日後からは順調な増加推移を示し、暴露操作による一過性の減少と考えられた。
平均摂餌量は正常と考えられた。剖検および肺の病理組織学的検査においても変化はみられなかった。

マルクリーンピュア50ppmのマウスにおける7日間連続吸入毒性試験
(試験期間:2020年8月20日~9月7日)
(株)薬物安全性試験センター・吉見研究所
-  試験目的
マルクリーンピュア50ppmの7日間連続全身暴露による吸入毒性についてマウスを用いて検討し、安全性を評価した。(専用噴霧器使用時における安全性を評価する目的で実施)
-  暴露方法
投与は、全身暴露とした。実験槽の容積は、約0.5m³(H120×D60×W70cm)を用い、中央後面に20×30cmリント布を吊り下げた。 実験槽のほぼ中央に専用金網ケージを設置し、マウスを雌雄別に収容した。
また、3~4L/分の条件で酸素を吹送した。

噴霧は、まる霧Ⅱ(MCD 1901)を用いて「連続噴霧(120mL/h)」運転にて7時間の連続噴霧を7日間行った。
理論上の総噴霧量は、5,880mL(120mL/h×7時間×7日間)であるが、噴霧前と噴霧終了後の噴霧器総重量を測定した結果、5,176.5g※であったことを確認した。
※マルクリーンピュアの水に対する比重を1として概算すると、実噴霧量は、予定量の88.0%であった。
-  考察

<参考文献> 1)山下衛、田中淳介:防水スプレーについて 中毒研究、8:225~233,1995

マルクリーンピュアの7日間連続暴露による吸入毒性について検討した。
試験動物としてICR系マウス、雌雄各5匹の合計10匹を試験に供した。
試験方法は全身暴露とし、山下らの方法1)を参考に、0.5m³の実験槽を用いて行った。
マウスは、実験槽のほぼ中央に設置した金網製ケージに雌雄別に収容した。

被験物質の原液(50ppm)を投与試料とし、噴霧は、委託者より提供された噴霧器(まる霧Ⅱ、MDC-1901)を用いて、「連続噴霧(120mL/h)」運転にて1日7時間の連続暴露を7日間行った。
暴露開始から暴露7日後まで一般状態の観察を行い、その間に体重ならびに摂餌量を測定した。

その結果、死亡例はみられず、一般状態においても異常はみられなかった。
体重は、雌雄ともに概ね順調な増加推移を示した。平均摂餌量は正常と考えられた。
剖検および肺の病理組織学的検査においても変化はみられなかった。

以上の結果より、本試験条件において、本被験物質に吸入毒性は認められなかった。
皮膚に対する安全性
マルクリーンピュア100ppm ヒト皮膚一次刺激性試験
(試験期間:2014年6月10日~11日))
公益社団法人 日本毛髪科学協会
-  試験目的
健常人の皮膚に対する刺激性の有無の検討
-  試験方法
① 被 験 者 :健常な日本人 年齢20~58歳 男性13名、女性31名 計44名
② 貼布部位:上腕屈側部
③ 貼布時間:24時間、パッチテスター「トリイ」を用いて閉鎖貼布
④ 判 定 :試料除去1時間後に判定
⑤ 判定基準:本邦基準

-:反応なし
±:軽い紅斑
+:紅斑

++:紅斑+浮腫、丘疹
+++:紅斑+浮腫+丘疹+小水疱
++++:大水疱

⑤ 判定医:皮膚科専門医 山口全一
-  ヒト皮膚一次刺激性試験 結果
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